正答4
解説
正解は4です。
食品や食事の成分は、薬の吸収や代謝に影響を与えることがあります。
吸収への影響と、肝臓の薬物代謝酵素(CYP3A4など)への影響を分けて考えます。
【選択肢別解説】
1:× 高たんぱく質食は、レボドパの吸収を抑制します。
食事由来の中性アミノ酸と、腸管や脳への取り込みで競合するためです。
2:× 高脂肪食は、EPA製剤の吸収を促進します。
EPAは脂溶性のため、食後に服用すると吸収がよくなります。
3:× ヨーグルトは、ビスホスホネート薬の吸収を抑制します。
カルシウムが薬と結合し、吸収されにくい形になるためです。
4:○ グレープフルーツジュースは、カルシウム拮抗薬の代謝を抑制します。
含まれるフラノクマリン類が小腸のCYP3A4を阻害し、薬の血中濃度が上がります。
5:× セント・ジョーンズ・ワートは、シクロスポリンの代謝を促進します。
CYP3A4などの酵素を誘導し、薬の血中濃度を下げてしまいます。
【ポイント】
グレープフルーツは「代謝抑制で効きすぎ」、セント・ジョーンズ・ワートは「代謝促進で効きにくい」と対比して覚えます。
ビスホスホネート薬は、起床時に水だけで服用します。