正答4
解説
正解は4です。
日本人の食事摂取基準(2020年版)で、成人の食塩相当量の目標量がどのように決められたかを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× WHOが推奨している量(1日5 g未満)は、目標量そのものとはしていません。
現在の日本人の摂取量との差が大きく、実現可能性が低いためです。
2:× 日本高血圧学会が推奨している量(1日6 g未満)は、目標量そのものとはしていません。
高血圧や慢性腎臓病の重症化予防を目的とする量として、別に1日6 g未満が示されています。
3:× 国民健康・栄養調査における摂取量の中央値は、目標量そのものとはしていません。
現状の摂取量のままでは、生活習慣病の予防として不十分だからです。
4:○ 成人の目標量は、WHOが推奨する量と国民健康・栄養調査における摂取量の中央値との中間値とされました。
その結果、成人の目標量は男性7.5 g未満、女性6.5 g未満と設定されています。
5:× 健康日本21(第二次)の目標値(1日8 g)を、目標量としたのではありません。
【ポイント】
目標量は、理想的な量と現実の摂取量との間で、実行可能性を考慮して決められています。
高血圧と慢性腎臓病の重症化予防のための食塩相当量は、男女とも1日6 g未満です。