正答2
解説
正解は2です。
1日のエネルギー消費量の内訳、食事誘発性熱産生(DIT)、臓器別のエネルギー消費を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 1日当たりのエネルギー消費量は、基礎代謝によるものが最も多くなります。
基礎代謝はおよそ60%、身体活動はおよそ30%、食事誘発性熱産生はおよそ10%を占めます。
2:○ 食事誘発性熱産生の量は、糖質で100 kcalを摂取したときより、たんぱく質で100 kcalを摂取したときの方が多くなります。
摂取エネルギーに対する割合は、たんぱく質で約30%、糖質で約6%、脂質で約4%とされています。
3:× 食事誘発性熱産生により発生したエネルギーは、筋肉の運動には利用されません。
熱として体外に放散され、体温の維持などに使われます。
4:× 安静時における単位重量当たりのエネルギー消費量は、脂肪組織より骨格筋の方が多くなります。
骨格筋は脂肪組織のおよそ3倍のエネルギーを消費します。
5:× 単位重量当たりに産生される熱エネルギー量は、白色脂肪組織より褐色脂肪組織の方が多くなります。
褐色脂肪組織には脱共役たんぱく質(UCP1)が多く、脂肪を燃やして熱をつくります。
【ポイント】
DITはたんぱく質で最も大きく、高たんぱく質食ほど食後の熱産生が増えます。
白色脂肪組織はエネルギーの貯蔵、褐色脂肪組織は熱産生と役割が異なります。