K 市の保育課に勤務する管理栄養士である。
市内の保育所では、園児の朝食内容に栄養面からみて問題が多いこと、また、朝食を欠食する児の割合も増加しているとの情報提供があった。
そこで、K 市内の市立保育所に通園する児( 1 〜 6歳)の保護者全員を対象に、児と保護者の朝食摂取に関する現状と課題を把握するために、質問紙調査を実施した。
課題の優先順位付けを踏まえ、その課題を解決するために、K 市の保育課と保育所が連携して行う取組である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
優先課題として選んだB「栄養バランスを考えて朝食を準備するのは大変」を解決するための取組を問う問題です。
課題の中身は「準備の負担が大きいこと」なので、手間をかけずに栄養バランスを整える方法を、保護者全員に届けることが求められます。
【選択肢別解説】
1:× 朝食の大切さをテーマにした講演会は、課題A(大切さがわからない)への取組です。
優先課題Bの「準備が大変」という負担を減らすものではありません。
2:× ライフスタイルの見直しを呼びかけるメッセージは、課題D(時間がない)に近い内容です。
具体的な方法も示されておらず、準備の負担は減りません。
3:○ 市販品を組み合わせるだけで栄養バランスがとれる方法は、準備の手間を減らせます。
リーフレットを保護者全員に配布すれば、対象全体に情報が届くため、最も適切です。
4:× 調理実習で作り方を教えても、毎朝の調理の手間は減りません。
また、参加できる保護者が限られ、忙しい保護者ほど参加しにくくなります。
【ポイント】
取組は「選んだ課題に直接働きかけているか」「対象者全員に届くか」の2点で判断しましょう。