正答5
解説
正解は5です。
脂質異常症の病型ごとの栄養管理を問う問題です。
動脈硬化性疾患予防ガイドライン(2017年版)に沿って、病型別の要点を確認します。
【選択肢別解説】
1:× 高LDLコレステロール血症では、飽和脂肪酸を7%E未満に抑えます。
10%Eでは多すぎます。
2:× 高LDLコレステロール血症では、コレステロールの摂取量を200 mg/日未満に抑えます。
400 mg/日では多すぎます。
3:× トランス脂肪酸はHDLコレステロールを下げ、LDLコレステロールを上げます。
低HDLコレステロール血症では、トランス脂肪酸の摂取を増やすのではなく減らします。
4:× n-3系脂肪酸は、肝臓でのトリグリセリド合成を抑えて血中濃度を下げます。
高トリグリセリド血症では、控えるのではなく積極的にとるよう勧めます。
5:○ 高カイロミクロン血症では、食事中の脂肪からカイロミクロンがつくられます。
そのため、脂肪エネルギー比率を15%E以下に厳しく制限します。
【ポイント】
高カイロミクロン血症は「脂肪を減らす」、高トリグリセリド血症は「糖質・アルコールを控えてn-3系脂肪酸をとる」と区別して覚えましょう。