正答1
解説
正解は1です。
成人期と比べて、高齢期で増加・亢進するものを問う問題です。
加齢では多くの機能が低下しますが、一部に増加する項目がある点が問われています。
【選択肢別解説】
1:○ 加齢により肺の弾力性が低下し、息を吐ききる力が弱くなります。
そのため、最大に息を吐いた後も肺に残る空気(残気量)が増え、肺残気率は増加します。
2:× 腸管運動は、加齢とともに低下します。
そのため、高齢者では便秘が起こりやすくなります。
3:× 除脂肪体重は、筋肉量や骨量の減少により、加齢とともに減少します。
4:× 細胞内液量は、筋肉などの細胞数が減るため、加齢とともに減少します。
高齢者で体水分量が減るのは、主に細胞内液の減少によるものです。
5:× ペプシン活性は、萎縮性胃炎などにより胃液の分泌が減るため、加齢とともに低下します。
【ポイント】
高齢期に増加する代表的な項目は、残気量、収縮期血圧、体脂肪率、味覚の閾値などです。
肺活量、基礎代謝量、腎血流量、除脂肪体重は低下します。