正答3
解説
正解は3です。
新生児期・乳児期の消化機能、体水分、歯、ビタミンKの特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 新生児の唾液アミラーゼ活性は低く、成人より高いことはありません。
離乳期以降に活性が高まっていきます。
2:× 新生児期は細胞外液の割合が大きいですが、その割合は出生後に急速に低下します。
生後3か月頃には細胞内液の方が多くなるとされます。
3:○ 乳児は下部食道括約筋が未熟で、胃の入口を締める力が弱いです。
また、胃が縦長の形をしていることも加わり、飲んだ乳を少量吐き出す溢乳が起こりやすくなります。
4:× 乳歯は、生後3か月頃ではなく、生後6〜8か月頃に生え始めます。
5:× 母乳はビタミンKの含有量が少ないため、母乳栄養児は人工栄養児よりビタミンKが欠乏しやすいです。
そのため、新生児にはビタミンK2シロップが投与されます。
【ポイント】
ビタミンK欠乏による新生児メレナや頭蓋内出血を防ぐため、ビタミンK2シロップの予防投与が行われています。
溢乳は生理的なもので、体重が順調に増えていれば心配はいりません。