正答5
解説
正解は5です。
赤血球の形態、血液型抗原、寿命、造血の調節を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 赤血球は、中央が膨らんだ形ではなく、中央がくぼんだ円盤状(両凹円盤状)です。
この形により表面積が大きくなり、ガス交換に有利になります。
2:× O型の赤血球の表面には、A抗原もB抗原も発現していません。
A抗原とB抗原の両方が発現しているのはAB型です。
3:× 赤血球の寿命は、約1か月ではなく約120日です。
古くなった赤血球は、主に脾臓で壊されます。
4:× 網赤血球は、骨髄から出てきたばかりの若い赤血球です。
寿命を終えた赤血球ではありません。
網赤血球数は、骨髄での赤血球産生の目安になります。
5:○ 低酸素の環境では、腎臓からエリスロポエチンの分泌が増えます。
エリスロポエチンが骨髄での赤血球産生を促すため、赤血球数は増加します。
【ポイント】
高地トレーニングで赤血球が増えるのは、エリスロポエチンの作用によるものです。
腎不全では、エリスロポエチンの産生低下により腎性貧血が起こります。