正答1
解説
正解は1です。
血圧の調節機構と、高血圧の病型の定義を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ レニンは、アンジオテンシノーゲンをアンジオテンシンⅠに変換します。
その後できるアンジオテンシンⅡは、血管を収縮させ、アルドステロンの分泌を促します。
その結果、血管抵抗と体液量が増え、血圧が上昇します。
2:× 副交感神経が興奮すると、心拍数が減少し、血圧は低下します。
血圧を上昇させるのは交感神経の興奮です。
3:× 孤立性収縮期高血圧は、収縮期血圧だけが高い状態です。
動脈硬化で血管が硬くなった高齢者に多くみられます。
4:× 仮面高血圧は、診察室血圧が正常で、家庭血圧などの診察室外血圧が高血圧であるものをいいます。
問題文の説明は逆で、白衣高血圧の定義です。
5:× 高血圧の大部分(約9割)は、原因を特定できない本態性高血圧です。
原因疾患のある二次性高血圧は、本態性高血圧より患者数が少ないです。
【ポイント】
レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系は、血圧と体液量を上げる方向に働きます。
白衣高血圧は「診察室だけ高い」、仮面高血圧は「診察室では正常だが家庭で高い」と区別します。