正答4
解説
正解は4です。
消化器系のがんと、その主なリスク因子の組合せを問う問題です。
化学物質や病原体が、どの臓器のがんに関係するかを整理しておきます。
【選択肢別解説】
1:× 食道がん(主に扁平上皮がん)の主なリスク因子は、喫煙と飲酒です。
アスベストは、悪性中皮腫や肺がんのリスク因子です。
2:× 胃がんの主なリスク因子は、ヘリコバクター・ピロリの感染と食塩の過剰摂取です。
アフラトキシンは、肝細胞がんのリスク因子です。
3:× 肝細胞がんの主なリスク因子は、B型・C型肝炎ウイルスの持続感染と飲酒です。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんのリスク因子です。
4:○ 膵がんの確立したリスク因子として、喫煙があります。
ほかに、糖尿病、慢性膵炎、肥満、家族歴なども挙げられます。
5:× 結腸がんの主なリスク因子は、赤身肉・加工肉の摂取、飲酒、肥満、運動不足などです。
EBウイルスは、バーキットリンパ腫や上咽頭がんとの関連が知られています。
【ポイント】
病原体とがんの組合せは、ピロリ菌と胃がん、肝炎ウイルスと肝細胞がん、HPVと子宮頸がん、EBウイルスとバーキットリンパ腫、HTLV-1と成人T細胞白血病が代表です。