正答3
解説
正解は3です。
ホスファチジルコリン(レシチン)の分類、合成部位、存在部位、分解酵素を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ホスファチジルコリンは、リン酸と塩基(コリン)を含むリン脂質です。
単純脂質ではなく複合脂質に分類されます。
単純脂質の代表は、トリグリセリドやろうです。
2:× ホスファチジルコリンなどのリン脂質は、主に小胞体で合成されます。
ミトコンドリアは主な合成部位ではありません。
3:○ 胆汁には、胆汁酸やコレステロールとともにホスファチジルコリンが含まれます。
胆汁酸とともにミセルをつくり、脂質の乳化やコレステロールの溶解に役立っています。
4:× 骨基質の主要な有機成分は、Ⅰ型コラーゲンです。
ホスファチジルコリンではありません。
5:× トリプシンは、たんぱく質を分解する酵素です。
ホスファチジルコリンを分解するのは、膵液に含まれるホスホリパーゼA2などです。
【ポイント】
レシチンは細胞膜の主要なリン脂質であり、リポたんぱく質の表面や胆汁にも含まれます。
食品では卵黄や大豆に多く、マヨネーズの乳化剤としても働きます。