K 市保健センターの管理栄養士である。
相談者は、K 市在住の 35歳、女性。
第1子妊娠中である。
プレママ・パパ教室の際に、「姉の子どもが卵アレルギーだったので、自分の子どもも心配です。今後、私や子どもの食事で気を付けることは何ですか。」と相談を受けて助言した内容である。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
食物アレルギーの発症予防のために、妊娠中・授乳中の母親が特定の食品を除去することは勧められていません。
離乳食の開始を遅らせることも、予防効果は認められていません。
【選択肢別解説】
1:× 妊娠中に母親が卵を控えても、子どもの食物アレルギーの予防効果は認められていません。
母親の栄養が偏るおそれがあるため、勧められません。
2:× 授乳中に母親が卵を控えることも、予防効果は認められていません。
母乳を与える際も、母親はバランスよく食べることが大切です。
3:× 離乳食の開始を遅らせても、食物アレルギーの予防にはなりません。
生後5〜6か月頃を目安に、通常どおり開始します。
4:○ 卵は、アレルギーを起こしやすい卵白より卵黄から始めます。
よく加熱するとアレルギーを起こしにくくなるため、固ゆでの卵黄を少量から与えます。
【ポイント】
授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)では、卵は固ゆでした卵黄から始めて全卵へ進めるとされています。
新しい食品は1日1種類、1さじから始め、体調の変化を観察します。