正答4
解説
正解は4です。
内分泌疾患では、ホルモンの過不足によって代謝が変化します。
それぞれの疾患で何が過剰・不足になるかを考えて栄養管理を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 甲状腺機能亢進症では、甲状腺ホルモンの過剰で基礎代謝が亢進し、体重が減少します。
エネルギーは制限するのではなく、十分に補給します。
2:× 甲状腺機能亢進症では、体たんぱく質の分解も亢進します。
たんぱく質も制限せず、十分に摂取します。
3:× 橋本病では、昆布などによるヨウ素の過剰摂取を避けることはあります。
しかし、ヨウ素の摂取量を制限することが栄養管理の基本ではありません。
4:○ クッシング症候群では、コルチゾールの過剰でナトリウムが体内に貯留します。
高血圧や浮腫が起こりやすいため、ナトリウム(食塩)の摂取を制限します。
5:× クッシング症候群では、コルチゾールの作用で骨粗鬆症が起こりやすくなります。
カルシウムは制限するのではなく、十分に摂取します。
【ポイント】
クッシング症候群では、高血圧、高血糖、脂質異常症、骨粗鬆症が起こりやすくなります。
栄養管理は食塩制限、エネルギーの適正化、カルシウムの確保が中心です。