高血圧患者の栄養食事指導のため、24時間蓄尿を行ったところ、尿量が2L、尿中ナトリウム濃度が85mEq/Lであった。
算出した1日尿中食塩排泄量として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
24時間蓄尿の尿中ナトリウム排泄量から、1日の食塩摂取量を推定する計算問題です。
食塩1gはナトリウム約17mEqに相当することを使います。
【計算】
1日尿中ナトリウム排泄量=尿量×尿中ナトリウム濃度です。
2L×85mEq/L=170mEq/日となります。
食塩相当量(g)=ナトリウム(mEq)÷17です。
170÷17=10g/日となります。
【選択肢別解説】
1:× 8gは計算値の10gより少なく、誤りです。
2:○ 上の計算のとおり、1日尿中食塩排泄量は10gです。
3:× 12gは計算値より多く、誤りです。
ナトリウム204mEqに相当する量です。
4:× 14gは計算値より多く、誤りです。
5:× 16gは計算値より多く、誤りです。
尿量やナトリウム濃度を取り違えると、このような値になります。
【ポイント】
食塩(NaCl)の分子量は約58.5なので、食塩1gは約17mEqのナトリウムに当たります。
ナトリウム量(mg)から求める場合は、ナトリウム(g)×2.54で食塩相当量になります。