正答3
解説
正解は3です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、主に喫煙により気道や肺胞が障害され、息を吐き出しにくくなる疾患です。
【選択肢別解説】
1:× わが国のCOPDは、女性ではなく男性に多くなっています。
喫煙率の男女差が背景にあります。
2:× 口すぼめ呼吸は、吸気時ではなく呼気時にみられます。
口をすぼめて息を吐くことで気道内圧を保ち、気道がつぶれるのを防ぎます。
3:○ COPDでは、空気が吐き出せず肺が過膨張になります。
その結果、胸郭の前後径が大きくなり樽状胸郭がみられます。
4:× 動脈血中の酸素分圧は、上昇ではなく低下します。
進行すると二酸化炭素分圧が上昇することもあります。
5:× 病期分類には、肺活量ではなく%1秒量(予測1秒量に対する1秒量の割合)が用いられます。
【ポイント】
COPDの診断は、気管支拡張薬投与後の1秒率(FEV1/FVC)が70%未満であることによります。
病期は%1秒量で分類し、エネルギー消費量の増加からやせを伴いやすい点も重要です。