正答2
解説
正解は2です。
新生児は、ビタミンKが不足しやすい状態で生まれてきます。
ビタミンKが不足すると血液凝固因子が十分に作られず、出血しやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンAは視覚や上皮の維持に関わります。
頭蓋内出血の予防に用いる栄養素ではありません。
2:○ ビタミンKは、プロトロンビンなどの血液凝固因子の合成に必要です。
新生児メレナや頭蓋内出血を予防するため、ビタミンK2シロップを投与します。
3:× ビタミンB1は糖質代謝の補酵素で、欠乏すると脚気になります。
出血予防とは関係がありません。
4:× ビタミンB12は造血に関わり、欠乏すると巨赤芽球性貧血になります。
出血予防の目的では用いません。
5:× ビタミンCはコラーゲンの合成に必要で、欠乏すると壊血病になります。
新生児の頭蓋内出血予防に補給するものではありません。
【ポイント】
新生児は、胎盤を通じたビタミンKの移行が少なく、腸内細菌による合成も未熟です。
母乳中のビタミンK含量も少ないため、ビタミンK欠乏性出血症が起こりやすくなります。