正答2
解説
正解は2です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、気道の閉塞により呼吸がしにくくなる病気です。
進行すると呼吸筋の仕事量が増え、エネルギー不足から体重が減少します。
【選択肢別解説】
1:× 進行したCOPDでは、体重は増加ではなく減少します。
エネルギー消費の増大と食事摂取量の低下によるものです。
2:○ 呼吸のための努力が大きくなり、呼吸筋のエネルギー消費が増えます。
そのため安静時エネルギー消費量が増加します。
3:× COPDは閉塞性換気障害です。
%1秒量は上昇ではなく低下し、これが重症度判定に用いられます。
4:× ガス交換が障害されるため、動脈血酸素分圧(PaO2)は上昇ではなく低下します。
5:× 低栄養が進むため、血清トランスサイレチン値は上昇ではなく低下します。
トランスサイレチンは半減期が短く、短期間の栄養状態を反映します。
【ポイント】
COPDでは高エネルギー・高たんぱく質食とし、分枝アミノ酸の摂取も有用です。
少量頻回食とし、腹部膨満を招く食品は避けます。