正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
脂質異常症の病型ごとに、制限すべき栄養素や食品を整理しておく必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ 高カイロミクロン血症では、脂質エネルギー比率を20〜30%Eではなく15%E以下程度に厳しく制限します。
カイロミクロンは食事中の脂肪から作られるためです。
2:× 飽和脂肪酸は、血中LDL-コレステロールを上昇させます。
高LDL-コレステロール血症で飽和脂肪酸を控えるのは正しいです。
3:× トランス脂肪酸は、HDL-コレステロールを低下させ、LDL-コレステロールを上昇させます。
低HDL-コレステロール血症で控えるのは正しいです。
4:× アルコールは肝臓でのトリグリセリド合成を高めます。
高トリグリセリド血症で、アルコール摂取量を25g/日以下とするのは正しいです。
5:× 果糖は肝臓でトリグリセリドに合成されやすい糖です。
果糖を含む加工食品を減らすのは正しいです。
【ポイント】
高カイロミクロン血症は脂質の制限、高トリグリセリド血症は糖質(特に果糖)とアルコールの制限が中心です。
高LDL-コレステロール血症では、飽和脂肪酸とコレステロールを控えます。