55歳、男性。
身長170cm、体重65kg、BMI22.5kg/m2、普通の労作。
血糖コントロール不良により強化インスリン療法(毎食前超速効型インスリンと就寝前持続型インスリンを注射)が導入された2型糖尿病患者の栄養管理に関する記述である。
誤っているのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
強化インスリン療法中の2型糖尿病患者の食事療法と、低血糖・シックデイ対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 普通の労作の場合、エネルギー摂取量は30〜35kcal/kg標準体重/日が目安です。
この記述は正しいです。
2:× 炭水化物は、指示エネルギーの50〜60%Eとするのが基本です。
この記述は正しいです。
3:× 超速効型インスリンは作用発現が早いため、注射後すぐに食事をとります。
この記述は正しいです。
4:× 低血糖発作時には、速やかに吸収されるブドウ糖を摂取します。
この記述は正しいです。
5:○ シックデイには、水分の摂取を制限するのではなく十分に摂取します。
発熱や下痢で脱水になりやすく、高血糖も脱水を悪化させるためです。
【ポイント】
シックデイでは、水分と炭水化物の補給を優先し、自己判断でインスリンを中止しないことが原則です。
超速効型は食直前、速効型は食事の約30分前に注射します。