低栄養傾向の高齢者に、月1回、計6回コースの低栄養予防教室を実施した。
教室の総費用は12万円であった。
教室終了後の目標BMIの達成者は、30名中20名であった。
目標達成のための教室の費用効果である。
正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
費用効果は、効果1単位を得るのにいくらかかったかで表します。
この教室の効果は「目標BMIの達成者数」なので、総費用を達成者数で割ります。
【計算】
費用効果=総費用÷効果(目標達成者数)
=120,000円÷20人
=6,000円(達成者1人当たり)
【選択肢別解説】
1:× 667円は、総費用を延べ参加者数(30人×6回=180人)で割った値です。
参加1回当たりの費用であり、目標達成者1人当たりの費用ではありません。
2:× 2,000円は、総費用12万円を60で割った値です。
問題文の数値からは、効果を表す分母として60は導けません。
費用効果は、目標達成者数の20人で割って求めます。
3:× 4,000円は、総費用を参加者30人で割った1人当たりの費用です。
効果の指標である達成者20人で割っていないので誤りです。
4:○ 総費用12万円を目標達成者20人で割ると6,000円です。
達成者1人を得るのにかかった費用が費用効果です。
5:× 20,000円は、総費用を6回で割った1回当たりの費用です。
効果1単位当たりの費用ではありません。
【ポイント】
費用効果は「費用÷効果」で、値が小さいほど効率がよいと判断します。
分母は参加者数ではなく、効果を表す数値(達成者数など)にします。