正答5
解説
正解は5です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
がん患者では、がんそのものと治療の副作用の両方によって低栄養が起こりやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 化学療法では、抗がん剤が脳の嘔吐中枢を刺激して悪心・嘔吐が起こります。
記述は正しいです。
2:× 放射線療法では、照射部位の粘膜障害や全身倦怠感によって食欲不振がみられます。
記述は正しいです。
3:× 外科療法では、手術による侵襲や、消化管の切除による摂食・消化吸収の障害が起こります。
低栄養のリスクがあるので、記述は正しいです。
4:× がん悪液質では、炎症性サイトカインなどの作用で骨格筋が分解され、除脂肪体重が減少します。
記述は正しいです。
5:○ 緩和ケアは、がんと診断された時から治療と並行して行うものです。
早期がん患者も対象に含めるので、記述は誤りです。
【ポイント】
緩和ケアは終末期だけのケアではなく、身体的・精神的な苦痛をやわらげ生活の質を保つために、診断時から行います。
がん対策基本法でも、早期からの緩和ケアの推進が掲げられています。