正答4
解説
正解は4です。
思春期の女子にみられるホルモン分泌や体組成の変化と、起こりやすい健康問題を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 思春期前に比べ、エストロゲンの分泌量は減少するのではなく増加します。
卵巣の発達に伴ってエストロゲンが増え、第二次性徴や初経が起こります。
2:× 思春期前に比べ、皮下脂肪量は減少するのではなく増加します。
エストロゲンの作用により、女性らしい体つきになるよう皮下脂肪が増えます。
3:× 思春期の女子の貧血の多くは、巨赤芽球性貧血ではなく鉄欠乏性貧血です。
急速な成長と月経の開始により鉄の需要が増えるためです。
4:○ 急激な体重減少は、月経異常の原因となります。
極端なエネルギー不足は視床下部の機能を抑え、性腺刺激ホルモンの分泌が低下して無月経などを起こします。
5:× 神経性やせ症(神経性食欲不振症)の発症頻度は、男子と差がないのではなく、女子に圧倒的に多くなっています。
【ポイント】
思春期の女子では、やせ願望による不適切なダイエットが、貧血、月経異常、骨量の低下につながります。
最大骨量を獲得する時期でもあるため、十分なエネルギーとカルシウムの摂取が大切です。