正答1
解説
正解は1です。
飲酒による健康影響と、未成年者の飲酒に関する法律の内容を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 長期にわたる多量飲酒は、骨粗鬆症のリスク因子です。
アルコールは骨芽細胞の働きを抑え、カルシウムの吸収や代謝を妨げるうえ、転倒による骨折も増やします。
2:× 適正飲酒は、HDLコレステロール値を低下ではなく上昇させます。
この作用は少量飲酒で虚血性心疾患のリスクが下がる理由の一つと考えられています。
3:× アルコール依存症の発症リスクは、飲酒開始年齢と関係があります。
飲酒を始める年齢が若いほど、依存症になる危険性が高くなります。
4:× 総死亡の相対危険は、飲酒量がゼロの時ではなく、少量飲酒の時に最も低くなります。
飲酒量と総死亡の関係はJ字型の曲線を描き、飲酒量が増えると危険は上昇します。
5:× 未成年者飲酒禁止法では、飲酒した未成年者本人は罰せられません。
罰則の対象は、飲酒を制止しなかった親権者や、未成年者に酒類を販売・提供した営業者です。
【ポイント】
飲酒と総死亡のJカーブ、適正飲酒によるHDLコレステロールの上昇は頻出です。
なお、2022年4月から同法は「二十歳未満ノ者ノ飲酒ノ禁止ニ関スル法律」に名称が改められています。