正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
褥瘡の発生要因と好発部位、栄養管理を問う問題です。
褥瘡は、骨が突き出た部位に圧迫が続き、血流が途絶えて組織が壊死することで生じます。
【選択肢別解説】
1:× 栄養状態の低下は、患者自身の身体に由来する内的要因です。
外的要因は、圧迫、ずれ、摩擦、湿潤などです。
2:○ 糖尿病では、高血糖による免疫機能の低下や末梢の血流障害のため、創傷が治りにくくなります。
そのため褥瘡が悪化しやすくなります。
3:○ 踵骨部(かかと)は、仙骨部や大転子部と並んで骨が突き出た部位です。
仰臥位で体重がかかりやすく、褥瘡の好発部位です。
4:× 滲出液が多い時期には、滲出液とともにたんぱく質が失われます。
低たんぱく質食ではなく、高たんぱく質食で補います。
5:× 水分が不足すると、皮膚の弾力や血流が低下して褥瘡は悪化します。
水分は制限せず、十分に補給します。
【ポイント】
褥瘡の栄養管理は、十分なエネルギー、たんぱく質、亜鉛やビタミンCなどの補給が基本です。
低栄養やるい痩は内的要因、圧迫やずれは外的要因と区別します。