正答4
解説
正解は4です。
肝臓・胆道・膵臓の病気ごとに、制限する栄養素や増やす栄養素を問う問題です。
それぞれの臓器の働きと病態から判断します。
【選択肢別解説】
1:× 急性肝炎の黄疸時は、胆汁の排泄が悪くなり脂肪の消化吸収が低下するため、脂質を控えます。
肝性脳症がなければ、たんぱく質を制限する必要はありません。
2:× C型慢性肝炎では、肝臓に鉄がたまると酸化ストレスで肝障害が進みます。
鉄の摂取量は増やすのではなく、制限します。
3:× 胆石症では、食物繊維がコレステロールや胆汁酸の排泄を促すため、十分に摂取するよう勧めます。
制限するのは脂質やコレステロールです。
4:○ 脂質をとると、コレシストキニンが分泌されて胆のうが収縮します。
急性胆のう炎では収縮が痛みや炎症を悪化させるため、脂質の摂取量を制限します。
5:× 急性膵炎では、脂質が膵液の分泌を強く刺激して膵臓に負担をかけます。
脂質は増やすのではなく、厳しく制限します。
【ポイント】
胆のう炎・胆石症・膵炎は、いずれも「脂質制限」が共通の柱です。
C型慢性肝炎の鉄制限は、出題頻度の高い特徴的な栄養管理です。