正答3
解説
正解は3です。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態と栄養、気管支喘息、結核の検査について問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× COPDの口すぼめ呼吸は、吸気時ではなく呼気時に行います。
口をすぼめて息を吐くことで気道内の圧が保たれ、気道がつぶれにくくなります。
2:× COPDでは、安静時エネルギー消費量は減少ではなく増加します。
呼吸筋の仕事量が増えるためで、体重減少が起こりやすくなります。
3:○ COPDでは、フィッシャー比が低下します。
フィッシャー比は分岐鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸のモル比です。
呼吸筋のエネルギー源として分岐鎖アミノ酸が消費され、その値が低下します。
4:× 気管支喘息の発作時には、気道は拡張するのではなく狭くなります。
気管支の平滑筋が収縮し、粘膜のむくみや痰で気道が狭まります。
5:× ツベルクリン反応は予防接種ではなく、結核菌に対する感作の有無を調べる検査です。
結核の予防接種はBCGです。
【ポイント】
COPDは高エネルギー・高たんぱく質の食事が基本で、分岐鎖アミノ酸の補給も有用とされます。
フィッシャー比は肝硬変でも低下します。