正解を2つ選んでください。
正答2・5
解説
正解は2と5です。
輸血・臓器移植・血液浄化療法など、治療法の分類と特徴を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 自己血輸血では、移植片対宿主病(GVHD)は起こりません。
GVHDは、他人の血液に含まれるリンパ球が患者の組織を攻撃する反応で、同種血輸血で問題になります。
2:○ 成分輸血は、血液から必要な成分だけを分けて補う方法です。
アルブミン製剤は血漿からアルブミンだけを取り出した製剤なので、成分輸血にあたります。
3:× 15歳未満のドナーからの脳死下での臓器提供は、禁止されていません。
2010年に全面施行された改正臓器移植法により、家族の書面による承諾があれば可能になりました。
4:× 骨髄は造血を担う臓器であり、骨髄移植は広い意味での臓器移植に含まれます。
造血幹細胞を含む組織を移植して、造血機能を回復させる治療です。
5:○ 腹膜透析は、腹膜を透析膜として利用し、血液中の老廃物や余分な水分を除く血液浄化療法です。
血液透析と並ぶ代表的な透析療法です。
【ポイント】
輸血後のGVHDは同種血輸血で起こり、予防には放射線照射した血液製剤を用います。
透析療法には、血液透析と腹膜透析があります。