正答5
解説
正解は5です。
呼吸機能検査・肝機能検査・貧血の指標・ビリルビン・自己抗体など、臨床検査の読み方を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 閉塞性肺障害では、1秒率は上昇ではなく低下します。
気道が狭くなり息を速く吐き出せないためで、1秒率70%未満が目安です。
2:× 肝臓に特異性が高いのは、ASTではなくALTです。
ASTは肝臓のほか、心筋・骨格筋・赤血球にも多く含まれます。
3:× 鉄欠乏性貧血では、平均赤血球容積(MCV)は大きくなるのではなく小さくなります。
ヘモグロビンの合成が不足し、小球性低色素性貧血となります。
4:× 溶血性貧血では、直接ビリルビンではなく間接ビリルビンが優位に上昇します。
赤血球が壊れて生じたビリルビンが、肝臓での抱合の処理能力を超えるためです。
5:○ 抗核抗体は、自分の細胞核の成分に対する自己抗体です。
全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠原病で陽性になります。
【ポイント】
閉塞性障害は1秒率低下、拘束性障害は%肺活量低下と区別します。
溶血は間接ビリルビン優位、閉塞性黄疸は直接ビリルビン優位です。