正答4
解説
正解は4です。
河川・湖沼の水質指標が、汚染の悪化と改善のどちらを示すかを判断する問題です。
有機物や微生物による汚染が減れば、汚染指標の値は下がり、溶存酸素は上がります。
【選択肢別解説】
1:× 大腸菌群数の増加は、し尿などによる汚染の進行を示します。
水質が改善すると、大腸菌群数は減少します。
2:× 溶存酸素量(DO)の低下は、有機物の分解で酸素が消費された状態、つまり汚染を示します。
水質が改善すると、DOは上昇します。
3:× 浮遊物質(SS)の増加は、水の濁りが強まったことを示し、汚染の指標です。
水質が改善すると、SSは減少します。
4:○ 生物化学的酸素要求量(BOD)は、微生物が水中の有機物を分解するときに消費する酸素量です。
有機物汚染が減るとBODは低下するため、水質改善を示します。
5:× 化学的酸素要求量(COD)は、酸化剤で有機物を酸化するときに消費される酸素量です。
CODの上昇は有機物汚染の悪化を示し、改善すればCODは低下します。
【ポイント】
BOD・COD・SS・大腸菌群数は値が低いほどきれいで、DOだけは値が高いほどきれいです。
BODは河川、CODは湖沼・海域の環境基準に用いられます。