近年小児肥満が増加している A 市では、小児肥満者の割合を減らす公衆栄養プログラムを実施することになった。
その背景として抽出された 4つの課題のうち、行政が最初に取り組むべきものとして、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
公衆栄養プログラムでは、抽出した課題の中から、重要性と行政が取り組める改善可能性を考えて最初の課題を選びます。
複数の機関が関わる小児肥満対策では、まず関係機関が連携できる体制づくりが土台になります。
【選択肢別解説】
1:× 保護者がおやつの適量を知らないことは重要な課題です。
しかし、関係機関の連携がないまま個別に教育しても一貫した支援になりにくいため、最初に取り組む課題ではありません。
2:○ 保健センター、保育所、学校が連携していないと、乳幼児期から学童期まで切れ目のない肥満対策ができません。
行政が主導して取り組める基盤整備の課題であり、最初に取り組むべきものとして最も適切です。
3:× 公共交通機関の整備は交通政策の大きな課題で、実現に長い時間と多額の費用がかかります。
小児肥満対策として最初に取り組む課題には向きません。
4:× 積雪量は気候という変えられない条件です。
行政が直接改善できる課題ではないため、最初に取り組むものとして適切ではありません。
【ポイント】
優先課題は、重要性と改善可能性の両方から選びます。
関係機関のネットワークづくりは、地域の公衆栄養活動の出発点です。