正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)では呼吸に多くのエネルギーを使うため、体重が減少しやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× COPDでは、体重減少がある患者ほど呼吸機能や予後が悪いことが知られています。
正しい記述です。
2:× 呼吸筋の仕事量が増え、慢性の炎症もあるため、安静時エネルギー消費量は亢進しています。
正しい記述です。
3:× 一度に多く食べると、胃の膨満で横隔膜が押し上げられ、息苦しさが増します。
少量ずつ回数を分ける分割食が勧められるので、正しい記述です。
4:○ COPDでは呼吸筋を含む筋肉量の維持が重要で、たんぱく質は十分に摂取します。
低たんぱく質食は筋肉量の減少を招くため、誤りです。
5:× 脂質は呼吸商が約0.7と低く、エネルギー当たりの二酸化炭素の発生量が少ない栄養素です。
呼吸の負担を減らせるため高脂肪食が勧められ、正しい記述です。
【ポイント】
COPDの栄養療法は「高エネルギー・高たんぱく質・分割食」が基本です。
呼吸商は糖質1.0、たんぱく質約0.8、脂質約0.7と覚えておきましょう。