正答4
解説
正解は4です。
CKD(慢性腎臓病)の食事療法では、GFRで分けたステージごとに、エネルギー・たんぱく質・食塩・カリウムの量を設定します。
出題当時の日本腎臓学会「慢性腎臓病に対する食事療法基準2014年版」に沿って判断します。
【選択肢別解説】
1:× ステージ1では、リンの摂取制限は基本的に必要ありません。
リンは、ステージが進んでたんぱく質を制限する段階で、あわせて減らしていきます。
2:× ステージ2では、カリウムの制限は必要ありません。
カリウムの制限は、ステージ3b以降で血清カリウム値をみながら行います。
3:× 食塩は、すべてのステージで3 g/日以上6 g/日未満とします。
8 g/日では多すぎます。
4:○ ステージ4では、たんぱく質を0.6〜0.8 g/kg標準体重/日に制限します。
腎臓への負担を減らし、腎機能の低下を遅らせるためです。
5:× エネルギーは、どのステージでも25〜35 kcal/kg標準体重/日とします。
40〜45 kcal/kg標準体重/日は多すぎます。
【ポイント】
たんぱく質は、ステージ3aで0.8〜1.0 g/kg、ステージ3b以降で0.6〜0.8 g/kgと段階的に制限します。
カリウムは、ステージ3bで2,000 mg/日以下、ステージ4〜5で1,500 mg/日以下が目安です。