正解を2つ選んでください。
正答3・5
解説
正解は3と5です。
わが国のがんの動向、危険因子、がん対策の制度をまとめて問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 肝がんの年齢調整死亡率は、近年は減少傾向にあります。
C型・B型肝炎ウイルスの感染者の減少などが背景にあります。
2:× 乳がん検診の受診率は、50%に達していません。
がん対策推進基本計画では50%を目標に掲げていましたが、届いていない状況でした。
3:○ 加工肉の摂取は、大腸がんのリスクを確実に高める因子とされています。
国際がん研究機関(IARC)も加工肉を「ヒトに対して発がん性がある」群に分類しました。
4:× 地域がん登録の目的は、がん死亡ではなくがん罹患の把握です。
がんと診断された人の情報を集め、罹患率や生存率を算出します。
5:○ がん対策基本法により、都道府県はがん対策推進計画を策定しなければなりません。
国のがん対策推進基本計画をもとに地域の計画を作ります。
【ポイント】
2016年からは、がん登録推進法に基づく全国がん登録が始まりました。
がん登録は「罹患」を、人口動態統計は「死亡」をとらえる統計と区別して覚えましょう。