正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(付加量が算定されていない栄養素)です。
日本人の食事摂取基準(2010年版)では、妊娠中に需要が増える栄養素について、非妊娠時の値に上乗せする付加量が示されています。
【選択肢別解説】
1:× たんぱく質には、妊婦の付加量が算定されています。
胎児や胎盤、母体の組織の増加に必要なたんぱく質を上乗せするからです。
2:× 葉酸には、妊婦の付加量が算定されています。
細胞分裂やDNAの合成が盛んになり、葉酸の需要が高まるからです。
3:○ カルシウムには、妊婦の付加量が算定されていません。
妊娠中は腸管からのカルシウム吸収率が高まり、胎児に必要な分がまかなわれるからです。
4:× 鉄には、妊婦の付加量が算定されています。
循環血液量の増加や胎児の鉄の貯蔵に、多くの鉄が必要になるからです。
5:× 亜鉛には、妊婦の付加量が算定されています。
胎児の成長に伴って亜鉛の需要が増えるからです。
【ポイント】
カルシウムは、妊婦・授乳婦のいずれにも付加量が設定されていません。
ただし、もともとの摂取量が少ない人は、推奨量を目指して十分にとることが大切です。