正答3
解説
正解は3です。
微量ミネラルの体内分布と、それを構成成分とするたんぱく質・ビタミンを問う問題です。
ミネラルとそれを含む酵素・物質の対応を正確に覚えることがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× ビタミンB12の構成成分は、鉄ではなくコバルトです。
ビタミンB12はコバルトを含むため、コバラミンとも呼ばれます。
2:× 味覚障害は、亜鉛の過剰ではなく欠乏によって起こります。
亜鉛は舌の味蕾の細胞の新陳代謝に必要だからです。
3:○ 銅は、セルロプラスミンの構成成分です。
セルロプラスミンは血中の銅の大部分と結合している銅含有たんぱく質で、鉄を2価から3価に酸化して鉄の輸送を助けます。
4:× ヨウ素は、70%以上が肝臓ではなく甲状腺に存在します。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分だからです。
5:× セレンは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)ではなくグルタチオンペルオキシダーゼの構成成分です。
SODの構成成分は、銅・亜鉛やマンガンです。
【ポイント】
銅が不足すると、鉄の利用がうまくいかず貧血が起こることがあります。
抗酸化に関わる酵素では、セレンはグルタチオンペルオキシダーゼ、銅・亜鉛・マンガンはSODと対応させて覚えましょう。