正答5
解説
正解は5です。
肺の構造、換気障害の分類、呼吸機能検査の指標、COPDの代謝を問う問題です。
閉塞性障害と拘束性障害の違いを理解しているかがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× 上葉・中葉・下葉の3葉からなるのは、左肺ではなく右肺です。
左肺は心臓があるため小さく、上葉と下葉の2葉からなります。
2:× 気管支喘息は、拘束性障害ではなく閉塞性障害を呈します。
気道が狭くなって息を吐き出しにくくなり、1秒率が低下するからです。
3:× 1秒率は、1回換気量ではなく努力性肺活量に対する1秒量の割合です。
思い切り吸った後に一気に吐き出したとき、最初の1秒間に吐き出せた量の割合を示します。
4:× COPD(慢性閉塞性肺疾患)では、安静時エネルギー消費量(REE)は減少するのではなく増加します。
呼吸に使う筋肉の仕事量が増えるからです。
5:○ アドレナリンは、気管支を拡張させます。
気管支平滑筋のβ2受容体を刺激して筋肉を弛緩させるからです。
【ポイント】
1秒率70%未満は閉塞性障害、%肺活量80%未満は拘束性障害です。
COPDではエネルギー消費量が増えるため体重減少が起こりやすく、十分なエネルギーの摂取が大切です。