正答4
解説
正解は4です。
喫煙対策の法令・国際条約・禁煙治療の基本を問う問題です。
出題当時(2015年)の制度に沿って判断します。
【選択肢別解説】
1:× 出題当時の健康増進法には、受動喫煙防止についての罰則規定はありませんでした。
施設管理者には、受動喫煙を防止する措置を講じる努力義務が課されていただけです。
2:× 依存症の原因となるのは、タールではなくニコチンです。
タールは多くの発がん物質を含む成分で、がんの原因として問題になります。
3:× 保険による禁煙治療を受けるには、喫煙本数や年数が関係します。
ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であることなどが要件とされていました。
4:○ たばこ規制枠組条約(FCTC)には、健康警告表示の強化が含まれています。
たばこの包装の主要な面の30%以上を警告表示に充てることなどが定められています。
5:× 低ニコチンたばこの活用は、禁煙指導の方法ではありません。
低ニコチンたばこに替えると深く吸い込むなどして摂取量が減らないことがあり、禁煙には完全にやめることが必要です。
【ポイント】
依存の原因はニコチン、発がんの主因はタールと区別して覚えます。
なお、2018年の健康増進法改正で、受動喫煙対策に違反した場合の罰則(過料)が設けられました。