正答5
解説
正解は5です。
習慣的な有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど)がもたらす身体の変化を問う問題です。
有酸素運動は心肺機能を高め、脂質代謝や糖代謝、血圧を改善します。
【選択肢別解説】
1:× 最大酸素摂取量は低下ではなく増加します。
心拍出量の増加や筋の毛細血管・ミトコンドリアの増加により、全身持久力が向上するためです。
2:× 血清HDLコレステロール値は低下ではなく上昇します。
リポたんぱく質リパーゼ(LPL)活性が高まり、HDLの産生が促されるためです。
3:× 血清トリグリセリド値は上昇ではなく低下します。
LPL活性の上昇により、血中トリグリセリドの分解・利用が進むためです。
4:× 安静時の収縮期血圧は上昇ではなく低下します。
交感神経活動の抑制や血管内皮機能の改善が関与します。
5:○ インスリン感受性は増大します。
骨格筋で糖輸送体GLUT4の細胞膜への移行が促され、血糖を取り込みやすくなるためです。
【ポイント】
有酸素運動の効果は「最大酸素摂取量・HDL・インスリン感受性は上がる」「トリグリセリド・血圧は下がる」と対で覚えます。