推定修繕工事項目の設定に関する次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインによれば、不適切な記述のみを全て含むものは次の1 〜 4のうちどれか。
ア既存マンションにおける推定修繕工事項目は、新築時の設計図書に基づき設定すれば足りる。
イ推定修繕工事項目の設定にあたって、修繕周期が計画期間に含まれないため推定修繕工事費を計上していない項目がある場合、その旨を明示する。
ウ建物及び設備の性能向上に関する項目は、区分所有者等の要望など必要に応じて、追加することが望ましい。
正答1
解説
正解は1(ア)。
長期修繕計画作成ガイドラインにおける推定修繕工事項目の設定方法を問う組合せ問題です。
【選択肢別解説】
ア:× 推定修繕工事項目は、新築マンションの場合は設計図書等に基づいて設定しますが、既存マンションの場合は、現状の長期修繕計画を踏まえ、保管されている設計図書、修繕等の履歴、現状の調査・診断の結果等に基づいて設定します。
既存マンションについて「新築時の設計図書に基づき設定すれば足りる」とする点が誤りです。
イ:○ 修繕周期が計画期間に含まれないため推定修繕工事費を計上していない項目がある場合は、その旨を明示するとされています。
ウ:○ 建物及び設備の性能向上に関する項目は、区分所有者等の要望など必要に応じて追加することが望ましいとされています。
よって不適切な記述はアのみです。
【ポイント】
既存マンションは「新築時の図書」だけでなく、修繕履歴や調査・診断の結果を踏まえて推定修繕工事項目を設定します。
計上していない項目は「その旨を明示」、性能向上工事は「必要に応じて追加が望ましい」という表現も押さえましょう。