正答3
解説
正解は3。
エレベーターの積載荷重、機械室なしエレベーターの特徴、地震時管制運転装置の義務化、保守契約の種類を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 乗用エレベーターの積載荷重は、かごの床面積が大きくなるほど単位面積当たりの積載荷重が「大きく」なるように定められています(床面積1.5㎡以下は1㎡につき3,600N、1.5㎡超3㎡以下は4,900N、3㎡超は5,900Nを基準に算定)。
「小さい値になる」は誤りです。
根拠:建築基準法施行令129条の5第2項。
2:× 機械室なしエレベーターは、中低層の建物向けに普及したもので、定格速度は比較的低速のものが中心です。
毎分600m以上の高速エレベーターは超高層ビル用の機械室ありのものであり、「機械室なしで既に普及している」は誤りです。
3:○ 地震時の閉じ込め事故等を契機に建築基準法施行令が改正され(平成21年施行)、新築建物のエレベーターには、地震等の加速度を検知して自動的に最寄り階に停止し扉を開く地震時管制運転装置の設置が義務付けられました。
根拠:建築基準法施行令129条の10第3項。
4:× 標準管理委託契約書は、エレベーターの保守契約をFM契約とPOG契約のいずれとするかを管理組合が選択できるようにしており、FM契約によることとはしていません。
根拠:標準管理委託契約書別表第4(エレベーター設備)及びコメント。
【ポイント】
FM契約は部品交換・修理まで含み費用が高く、POG契約は消耗品の範囲に限られ費用が安いという違いを押さえましょう。
積載荷重はかごが広いほど1㎡当たりの荷重が大きくなります。