正答2
解説
正解は2です。
防衛機制は、不安や葛藤から自我を守るために無意識に働く心のしくみです。
否認は、受け入れがたい現実をなかったことにしようとする防衛機制です。
【選択肢別解説】
1:× 衝動や葛藤を無意識に押さえ込むのは、否認ではなく抑圧です。
受け入れがたい欲求や記憶を意識の外に締め出します。
2:○ 現実的な状況を無意識に認めまいとするのが否認です。
重い病気を告知された患者が「何かの間違いだ」と受け止めないことが代表例です。
3:× 本来の感情と正反対の感情や振る舞いを無意識に示すのは、否認ではなく反動形成です。
嫌いな相手に過度に親切にすることが例です。
4:× ストレスにさらされて以前の発達段階に戻るのは、否認ではなく退行です。
弟や妹が生まれた子どもが赤ちゃん返りをすることが例です。
【ポイント】
キューブラー・ロスの死の受容過程では、否認、怒り、取引、抑うつ、受容の順に進むとされ、否認は最初の段階です。
抑圧は「押し込める」、否認は「認めない」と区別すると混同しにくくなります。