正答1
解説
正解は1です。
心理検査を、知的機能(記憶など)を評価するものと、人格(性格)を評価するものに分ける問題です。
選択肢のうち3つは人格検査なので、知的機能を評価する検査は1つだけです。
【選択肢別解説】
1:○ ベントン視覚記銘検査は、知的機能のうち視覚的な記銘力を評価する検査です。
図形を見せたあとに描いて再生させ、正確さや誤りの型を調べます。
人格を調べる検査ではなく、認知症や脳損傷による知的機能の低下の評価に用いられます。
2:× ミネソタ多面人格目録(MMPI)は知能ではなく人格を評価します。
多数の質問に「はい・いいえ」で答える質問紙法の性格検査です。
3:× ロールシャッハ・テストは知能ではなく人格を評価します。
インクのしみの図版が何に見えるかを答えさせる投影法の検査です。
4:× 内田クレペリン精神検査は知能ではなく、作業の様子から性格や作業特性を評価します。
一桁の数字の足し算を連続して行う作業検査法です。
【ポイント】
人格検査は、質問紙法(MMPI、YGなど)、投影法(ロールシャッハ、TATなど)、作業検査法(内田クレペリン)に分けられます。
知能検査の代表はウェクスラー式(WAIS)や田中ビネー式で、ベントン視覚記銘検査は記銘力の検査として区別して覚えます。