正答1
解説
正解は1です。
疾患名とその別名(通称)の組合せを問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
スポーツ障害や小児の股関節疾患には通称が多く、正式名称と対で覚える必要があります。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った組合せなので、これが答えです。
オブザベーションヒップは、発育性股関節形成不全ではなく単純性股関節炎の別名です。
単純性股関節炎は小児の一過性の滑膜炎で、経過観察で軽快することからこう呼ばれます。
発育性股関節形成不全は、股関節が脱臼・亜脱臼しやすい状態を指す別の疾患です。
2:× 正しい組合せです。
腸脛靱帯炎は、膝の屈伸で腸脛靱帯が大腿骨外側上顆とこすれて起こります。
ランナーに多いため、ランナーズニーとも呼ばれます。
3:× 正しい組合せです。
下腿三頭筋肉離れは、主に腓腹筋内側頭の筋腱移行部に起こります。
テニスで踏み込む動作で多いため、テニスレッグと呼ばれます。
4:× 正しい組合せです。
第1MTP関節の変形性関節症では、背側の骨棘で母趾の背屈が制限されます。
母趾が硬く動かなくなるため、強剛母趾と呼ばれます。
【ポイント】
オブザベーションヒップ=単純性股関節炎、ランナーズニー=腸脛靱帯炎、テニスレッグ=腓腹筋内側頭の肉離れです。
強剛母趾は母趾の背屈制限が特徴です。