正答1
解説
正解は1です。
成長期の身体の特徴をふまえた外傷予防を問う問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
成長期は骨の成長に筋・腱の伸びが追いつかず、骨端線(成長軟骨板)も力学的に弱い時期です。
【選択肢別解説】
1:○ 誤った記述なので、これが答えです。
成長期に高負荷の筋力強化を積極的に行うと、骨端線や筋付着部に過大な牽引力が加わります。
その結果、オスグッド病などの骨端症や裂離骨折を招くおそれがあります。
成長期は筋力強化よりも柔軟性・協調性の獲得を優先し、負荷は自体重程度にとどめます。
2:× 正しい記述です。
骨の急速な成長により筋が相対的に短くなり、柔軟性が低下しやすくなります。
ストレッチで筋の柔軟性を獲得することは、牽引による障害の予防になります。
3:× 正しい記述です。
体格に合わない靴や防具は外傷の原因になります。
成長に合わせて用具を整備・交換することは予防として適切です。
4:× 正しい記述です。
成長期の障害の多くは使いすぎ(オーバーユース)によって起こります。
練習量や休養日を調整することは重要な予防策です。
【ポイント】
成長期の予防のキーワードは「柔軟性の獲得」と「オーバーユースの回避」です。
積極的な筋力強化は骨端線・付着部の障害を招くため、成長期には控えます。