正答2
解説
正解は2です。
移植は、提供者(ドナー)と受け手(レシピエント)の遺伝的な関係によって分類されます。
組織適合性抗原(HLAなど)が一致しているほど、拒絶反応は起こりにくくなります。
【選択肢別解説】
1:× 自家移植は2個体間の移植ではありません。
自分の組織を自分の別の部位に移す移植で、皮膚移植や骨移植などに用いられます。
2:○ 同系移植が、組織適合性抗原がすべて同じ2個体間の移植です。
一卵性双生児の間の移植のように遺伝的に同一な個体間で行うため、拒絶反応が起こりません。
3:× 同種移植は、組織適合性抗原が同じではない2個体間の移植です。
同じ種でも遺伝的に異なる個体間で行うため、拒絶反応を防ぐ免疫抑制が必要です。
4:× 異種移植は、異なる種の間の移植です。
組織適合性抗原は大きく異なり、強い拒絶反応が起こります。
【ポイント】
同一個体内は自家移植、遺伝的に同一な別個体間は同系移植、同種の別個体間は同種移植、異なる種の間は異種移植と整理しましょう。
臓器移植の大部分は同種移植です。