正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った組合せ)です。
出血の部位や種類によって、血液の色や出方に特徴があります。
【選択肢別解説】
1:○ 下部消化管出血とタール便の組合せは誤りです。
タール便は上部消化管出血でみられ、下部消化管出血では鮮紅色から暗赤色の血便になります。
血液が胃酸で変化して黒くなるには、上部消化管からの出血である必要があるためです。
2:× 静脈性出血と非拍動性の組合せは正しいです。
静脈は圧が低いため、暗赤色の血液がじわじわと持続的に流れ出ます。
3:× 鼻出血とキーゼルバッハの組合せは正しいです。
鼻出血の多くは、鼻中隔の前下部にある血管の集まったキーゼルバッハ部位から起こります。
4:× 血尿と尿管結石の組合せは正しいです。
結石が尿管の粘膜を傷つけるため、激しい側腹部痛とともに血尿がみられます。
【ポイント】
上部消化管出血は吐血やタール便、下部消化管出血は鮮血便と覚えましょう。
動脈性出血は鮮紅色で拍動性に噴き出す点が、静脈性出血との違いです。