正答4
解説
正解は4です。
細胞は再生能力によって、不安定細胞・安定細胞・永久細胞に分けられます。
永久細胞は生後ほとんど分裂しないため、失われると元に戻らず、瘢痕などで置き換えられます。
【選択肢別解説】
1:× グリア細胞は再生能が低くありません。
脳が損傷するとグリア細胞が増殖して欠損部を埋め、グリオーシスという瘢痕をつくるためです。
2:× 線維芽細胞は再生能が高い細胞です。
創傷治癒の際に盛んに増殖し、膠原線維を産生して肉芽組織や瘢痕をつくります。
3:× 血管内皮細胞は再生能が高い細胞です。
損傷部では新しい毛細血管が盛んに伸び、肉芽組織の形成に関わります。
4:○ 中枢神経細胞は再生能が低い細胞です。
神経細胞は生後ほとんど分裂しない永久細胞で、脱落すると補充されないためです。
【ポイント】
永久細胞の代表は神経細胞と心筋細胞です。
皮膚や消化管の上皮、骨髄の造血細胞は再生能が高い不安定細胞です。