正答1
解説
正解は1です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(炎症のケミカルメディエーターでないもの)です。
ケミカルメディエーターは、炎症の際に血管拡張・血管透過性亢進・疼痛・発熱などを引き起こす化学物質です。
【選択肢別解説】
1:○ レニンは炎症のケミカルメディエーターではありません。
レニンは腎臓の傍糸球体細胞から分泌される酵素で、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系を介して血圧を調節します。
2:× セロトニンは炎症のケミカルメディエーターです。
血小板などから放出され、血管透過性の亢進に関わります。
3:× ヒスタミンは炎症のケミカルメディエーターです。
肥満細胞や好塩基球から放出され、血管拡張と血管透過性の亢進を起こします。
4:× プロスタグランジンは炎症のケミカルメディエーターです。
アラキドン酸から作られ、血管拡張・疼痛の増強・発熱に関わります。
【ポイント】
ケミカルメディエーターには、アミン類(ヒスタミン・セロトニン)、アラキドン酸代謝物(プロスタグランジン・ロイコトリエン)、キニン類、サイトカインなどがあります。
レニンは血圧調節系の酵素として区別しましょう。