正答3
解説
正解は3です。
この問題はあてはまらないものを選ぶので、○ が答え(脂肪肝の原因でないもの)です。
脂肪肝は肝細胞内に中性脂肪が過剰に蓄積した状態です。
過栄養・アルコール・薬物・糖尿病などで、脂肪の取り込みや合成が搬出を上回ると起こります。
【選択肢別解説】
1:× 肥満は脂肪肝の原因にあてはまります。
過剰なエネルギー摂取で肝臓への脂肪酸の流入と中性脂肪の合成が増えるためです。
2:× アルコールは脂肪肝の原因にあてはまります。
アルコールの代謝で脂肪酸の分解が抑えられ、合成が促進されるためです。
3:○ ウイルス感染は脂肪肝の代表的な原因にはあてはまりません。
肝炎ウイルスの感染で起こるのは、肝細胞の炎症と壊死を主体とするウイルス性肝炎です。
4:× 薬物は脂肪肝の原因にあてはまります。
副腎皮質ステロイドなどの薬物が、肝臓の脂質代謝を障害して脂肪沈着を起こすためです。
【ポイント】
脂肪肝の原因は「過栄養(肥満・糖尿病)・アルコール・薬物・低栄養」と整理しましょう。
飲酒歴のない脂肪性肝疾患は非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)と呼ばれます。