正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
肋骨骨折の屋根瓦状絆創膏固定は、胸郭の動きを制限して疼痛を和らげる固定法です。
絆創膏を下から上へ瓦のように重ねて貼ります。
【選択肢別解説】
1:× 貼付前に貼付範囲の皮膚を清拭するのは正しい手順です。
汗や皮脂を除くことで粘着力が高まり、皮膚炎も起こりにくくなります。
2:× 乳頭部をガーゼで保護するのは正しい手順です。
乳頭に直接絆創膏を貼ると、はがすときに皮膚を傷めるためです。
3:○ 包帯で被覆した上に貼るという記述は誤りです。
絆創膏は皮膚に直接貼付して、胸郭の動きを制限します。
包帯の上に貼ると固定力が得られません。
4:× 肋骨弓下縁から順に上方へ重ねていくのは正しい手順です。
絆創膏は呼気の終わりに貼り、前後とも正中線を越えて健側まで及ぼします。
【ポイント】
屋根瓦状固定は「皮膚に直接・下から上へ・呼気時・正中線を越える」と覚えます。
絆創膏による皮膚かぶれに注意して経過を観察します。